Shooting Tokyo

東京を撮り歩く

【269】台東区清川 靴のまつり市

台東区は日本最大の皮革産業集積地です。「あしたのジョー」で有名な泪橋近くにある玉姫稲荷神社では、4月と11月の年2回、靴の安売り市が開かれます。境内には靴屋が、外には財布などを扱う店が並び、多くの人で賑わっていました。 4月の「こんこん靴市…

【268】台東区千束 今年最後の酉の市

今年は三の酉まである年。日曜日と重なり、浅草・鷲神社は大賑わいでした。雑踏の中から「良いお年を〜」なんて声も聞こえ、クリスマスをすっ飛ばして大晦日の雰囲気でした。 「繁盛、繁盛、繁盛」という掛け声があちこちから聞こえ、熊手はよく売れているよ…

【267】練馬区光が丘 秋の収穫祭

銀杏並木が有名な光が丘公園、黄葉のピークを逃した昨年の轍は踏むまいと、今年は1週早く訪れました。が、今年もいまいち。ここ数年は都内の街中を見回しても、あまり綺麗な銀杏の黄葉は見かけない気がします。園内では、地場で獲れた練馬大根など野菜を販…

【266】江東区清澄 清澄公園の色づき

清澄庭園に隣接する公園です。入園料150円の回遊式庭園と違い、こちらは無料。個人的にはこちらの方が開放感があって好きです。毎年大きなイチョウが見事な黄葉を見せてくれるのですが、今年は夏の猛暑のせいか、あるいは台風の塩害のせいか、色が変わる…

【265】港区高輪 赤穂浪士が眠る泉岳寺

赤穂浪士の47人(プラス1)が眠る寺としてあまりに有名です。播磨赤穂藩主の菩提寺で、浅野内匠頭の墓もあります。47人は討ち入り後、本所から泉岳寺まで歩き、主君の墓前に吉良上野介の首を供えたと言います。寺の背後には高輪の台地をが控え、白金ま…

【264】中央区築地 80年の歴史と新たな一歩

1935年に誕生した築地市場が、すったもんだの末、いよいよ豊洲に移転します。地の利も良く、やはりここから無くなるのは残念です。しかし、よく考えたら、そもそもこの市場は江戸時代から続いた日本橋の河岸が移ってきたもの。時間とともに、新しい中央…

【263】中央区日本橋中洲 コスモスと羊雲

隅田川は何気に四季のうつろいを感じられる場所です。この時期は川沿いの花壇にコスモスが綺麗に咲き、開けた空に浮かぶ羊雲とともに、秋の訪れを味わえます。毎年ここへ来て写真を撮っていますが、今年は秋の儚い雰囲気を出そうと、花畑が日陰になる夕方に…

【262】葛飾区奥戸 都内で彼岸花といえば

見ごろを迎えた彼岸花、23区内の名所は?と調べてみると、葛飾区にありました。1395年の創建とされる宝蔵院という古刹です。行くにはちょっと不便で、JR総武線の小岩駅から2キロ弱、歩いておよそ20分かかりましたが、赤く染まった境内は確かに綺…

【261】中央区浜離宮庭園 秋がそこまで

築地市場近くの浜離宮庭園は、すでに秋の装いです。春に菜の花が咲き乱れる園内の花畑は、この季節はコスモスで埋め尽くされます。キバナコスモスはもう終わりが近く、色とりどりの普通?のコスモスが咲き始めていました。気温は夏並でした… 今まで出番の少…

【番外37】 鹿児島県奄美市 本土と琉球に挟まれた島

奄美大島を訪れるのは3度目です。鹿児島県に属していますが、本土とは文化圏が違うように思います。どちらかというと、すぐ隣の沖縄寄りですが、食べ物や建物はそれほど似ているようには思えません。本土と琉球に挟まれた、独特の香りを放つ島です。 訪れた…

【260】東京都清瀬市 武蔵野の森にさまよう戦争の記憶

8月15日を迎えるに当たり、結核に苦しむ軍人を収容した傷痍軍人東京療養所(現・東京病院)を訪れました。敷地内のうっそうとした森の中に今も残る粗末な掘建小屋。今のように有効な治療薬がない当時、木製の硬いベッドの上で彼らは寝起きし、新鮮な空気…

【259】荒川区南千住 軍需工場から光の球場へ

かつて南千住に、「光の球場」とよばれた東京スタジアがあったことは、「こち亀」を読むなどして知っていました。しかし、さらに遡ると軍服の生地などを作る軍需工場の跡地だったとは、今まで知りませんでした。工場を取り囲んでいた煉瓦造りの高い塀が、今…

【258】江東区富岡 カメラも濡れる水かけ祭り

3年ぶり2度目の深川水かけ祭り、今年は本社神輿が練り歩く8月12日(日)が最も盛り上がる年なのですが、天気が写真日和ではなさそうなので、土曜日に行ってきました。神輿にレンズを向け、ファインダーを覗いて集中していると、背後から水がドバーッと…

【257】足立区西新井 風鈴とラーメン

会期はすでに終了していますが(今年は8月5日まで)、7月に西新井太師の風鈴まつりへ行ったときの様子をアップします。非常に熱い日でしたが、カラカラという音色で涼んだ後は、なぜか熱いラーメンを食べたくなり、帰りに参道の店に立ち寄ってかき氷とと…

【256】江戸川区北葛西 金魚の三大産地

江戸川区は愛知県弥富市、奈良県大和郡山市と並ぶ金魚の三大産地。もともと養殖が盛んだった深川や本所が明治時代に工業地になると、水が豊富な江戸川区に移ってきたそうです。戦中の食糧不足で池が田畑に転換されたり、戦後の都市化で養殖業者が都外に移転…

【255】台東区上野公園 小ちゃいころの夏の匂い

「小ちゃいころの朝の匂い、甘い桃の匂いがしてたら、確か夏だった、それが夏だった」ーーレミオロメンの名曲「東京」のこの歌詞を聴くたびに、「ああ、なんか分かる、夏の朝の匂い。でも桃じゃない」という、服の上から背中を掻くようなもどかしい思いをし…

【254】台東区浅草 ほおずき売り

暑すぎて何もやる気が起きず、先週撮った浅草寺のほおずき市の様子も、1週間経ってようやくアップする始末です。ほおずき生産者には申し訳ありませんが、素人には鉢の良し悪しが分かりません。買い手の多くは売り子で決めているのではないでしょうか。今年…

【番外36】神奈川県横浜市中区 なんとなく関内界隈

仕事で横浜へ行く機会があったので、用事を済ませた後、なんとなく関内の辺りをぶらりとしてみました。横浜港に向かって広い道が伸び、レトロな建物が建ち並び、ビジネス街ながら東京都内よりも落ち着いた時間が流れていました。 みなとみらい線馬車道近くで…

【253】文京区後楽 こんなところにモネの「睡蓮」

江戸初期に水戸徳川家の上屋敷内に造られた広大な回遊式庭園です。菖蒲を撮ろうと足を運びましたが、外国人が蓮池のほとりで一生懸命に撮影をしている様子を見て気づきました。モネの「睡蓮」の風景!と。 蓮池の向こうに橋。橋の形がかなり違うし、モネの絵…

【252】文京区関口 都心に舞うホタル

都心で生まれ育った私は、これまでに2回しかホタルを見たことがありませんでした。1度目はおそらく40年くらい前、幼いころに千葉県柏市でホタル狩りをしました。虫かごにたくさんのホタルを入れ、自宅に持ち帰ったのを覚えています。2度目は15年位前…

【番外35】茨城県つくば市 霊峰・筑波山

つくばエクスプレスの開通で都心からのアクセスが便利になり、ちかごろは高尾山と並ぶ人気のハイキングスポットです。大型連休の前半、混雑覚悟で行ってきました。予想を裏切らない人混み、しかし関東平野を見下ろす山頂からの眺めも期待を裏切らない絶景で…

【251】文京区根津 遅咲きが満開のつつじ山

約100種・3000株のつつじが咲き誇る根津神社、今年は他の春の花と同様、盛りを早く迎えました。現在はすでに遅咲きの品種が満開です。 根津神社が現在あるこの場所は、徳川幕府6代将軍家宣が生まれた場所とされています。家宣が将軍になることが決ま…

【番外34】沖縄県豊見城市 海軍司令部壕

第2次大戦中の日本で唯一地上戦が行われた沖縄。70年以上経つ今もその爪痕がはっきり残る場所が、本島南部の豊見城市にあります。米軍が上陸してくる3カ月前に掘られた旧海軍司令部の地下壕です。海軍の沖縄根拠地隊はここに立てこもり、最期を迎えます…

【250】千代田区九段南 月と桜

千鳥ヶ淵の夜桜です。1週間以上前の出来事ですが、時間がなくブログに出来ていませんでした。いまや桜は散ってしまいました。地下鉄九段下駅から地上に出ると人、人、人。それでも行く価値は大いにありました。 空気が澄んだ夜でした。九段坂を登りながらお…

【249】千代田区千代田 皇居東御苑

皇居で桜といえば千鳥ヶ淵。その東隣に位置する東御苑は桜の名所として名前が挙がることはありませんが、多品種が少しずつ植えられています。 平川門に続く平川橋。その手前に、ここで撮影してくれ、と言わんばかりに桜が咲いていました。 3代将軍家光が造…

【248】江戸川平井 河津桜

荒川から分かれた旧中川が、隅田川と分かれた北十間川と合流したあたりの河川敷に、河津桜が見事に咲いています。旧中川は川幅は狭いのですが河原が広く、みなさん太陽を浴びて花見を楽しんでいました。JR総武線の平井駅から小さな町工場や飲み屋がひしめ…

【247】大田区池上 圧巻の梅園

都内でいくつか梅を見て回っていますが、この梅園は圧巻でした。高台にある池上本門寺の西側斜面に白梅、紅梅が群生しています。第2次大戦で消失するまで北半分は日本画家・伊藤深水の自宅兼アトリエで、「月白山荘」と呼ばれていたそうです。ちなみに伊藤…

【246】墨田区常盤 大川端に春の気配

大川端とは隅田川の下流、とくに吾妻橋から新大橋付近までの右岸一帯を指すそうです。東京はいまだ寒い日が続きますが、陽の光が水面を反射する大川端を歩くと、わずかに春の気配を感じます。新大橋近くには、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ発った芭蕉庵があ…

【245】墨田区東向島 スカイツリーが見える「新梅屋敷」

季節ごとに趣を変える向島百花園、梅の名所でもあります。開園した江戸時代には、360本もの梅の木が植えられ、亀戸の「梅屋敷」に対して「新梅屋敷」と呼ばれていたそうです。白梅、紅梅だけでなく、黄色い蝋梅がとても良い香りを放っていました。 梅と東…

【244】世田谷区代田 羽根木公園の梅まつり

都内では梅が咲き始めました。羽根木公園にはおよそ650本の梅の木が植えられ、梅まつりが開催されています。まだ寒い日が続きますが、敷物やベンチに座って一杯飲みながら、梅見をする人たちで賑わっていました。 「淡路しだれ」という、まるで桜のような…