千代田区
令和になって初の神田祭。およそ200基の神輿それぞれに新天皇即位を記念した装飾が施されていました。しかし、もともとは朝廷ではなく徳川幕府のお祭りで、祭礼が江戸城内に入っていたことから、天下祭りと呼ばれるようになったそうです。 氏子町会の神輿…
令和元年の3日目、皇居はどんな塩梅になっているかぶらりとしてみました。特別なイベントが行われはいませんでしたが、いつも以上に多くの人が訪れているようでした。浮かれた連休ムードの中、働いている人がここにもいました。4日の一般参賀もこの人たち…
何度も通ってきた皇居東御苑。平成の天皇陛下がまだ吹上御所に住まわれてる間に、満開のツツジを拝みに訪れました。 ツツジが広がる二の丸庭園。 日本人よりも外国人観光客のほうが多いように思いました。 二の丸庭園の池の辺りを彩る黄色い花。名前はわかり…
都内で夜桜を見るなら千鳥ヶ淵。なぜなら、スポンサー名の書かれた提灯がぶら下がっていないからです。代わりにスポットライトで桜が局部的に照らされています。1インチセンサーのコンパクトカメラで撮影しましたが、手持ちでも感度を6400まで上げれば…
すでに日付と年が変わってしまいましたが、2018年の最後はアメ横で雑踏に揉まれ、有楽町のペニンシュラ東京でスパークリングワインを飲んで締めました。みなさま、1年間ブログをお読みいただきありがとございました。2019年もよろしくお願いします…
朝から降り続いた雨が上がり、日比谷公園で開催中のクリスマス市へ。有楽町駅前の東京国際フォーラムは、濡れたアスファルトがイルミネーションを反射させてきらめいていました。 有楽町から丸の内へ伸びる「丸の内仲通り」のイルミネーションも綺麗ですが、…
千鳥ヶ淵の夜桜です。1週間以上前の出来事ですが、時間がなくブログに出来ていませんでした。いまや桜は散ってしまいました。地下鉄九段下駅から地上に出ると人、人、人。それでも行く価値は大いにありました。 空気が澄んだ夜でした。九段坂を登りながらお…
皇居で桜といえば千鳥ヶ淵。その東隣に位置する東御苑は桜の名所として名前が挙がることはありませんが、多品種が少しずつ植えられています。 平川門に続く平川橋。その手前に、ここで撮影してくれ、と言わんばかりに桜が咲いていました。 3代将軍家光が造…
都内にしては大雪の月曜日、帰宅途中に日比谷駅で足止めを食らったついでに、雪が積もった界隈をぶらりとしてみました。 日比谷公園の中を歩く人はさすがにほとんどおらず、足跡のない真っさらな雪景色を堪能できました。とても静かでした。 こちらも日比谷…
紅葉を愛でながら、静かに歩きたかったのですが…。皇居の乾通りが1年半ぶりに一般公開されました。何かと皇室が話題なので、いつも以上に混雑しているせいかもしれませんが、拡声器で注意を呼びかける警備の声がうるさすぎて残念でした。 乾通りは皇居北側…
江戸の繊維問屋街の発祥地・神田岩本町で年に2回、大規模な「ファミリーバザール」が催されます。およそ200の露店が紳士・婦人服、靴下、手袋、革製品、靴などを路上に並べます。ほとんどが有名ブランド物ではなく、百貨店などに卸す前の状態の商品とい…
1カ月以上ぶりの投稿です。昭和25年から続いた神田駅ガード下の「今川小路」が最終日を迎えた9月30日、この飲み屋街を訪ねてみました。午後4時ごろ、わずか一軒だけが最後の営業を前に仕込みをしていました。 神田駅から山手線の高架に沿って日本銀行…
群青色に染まり始めた夜空に、黄色い光がよく映えます。境内を照らす提灯は、大小合わせて3万個以上。今年もお盆がやって来ました。もともとこの時期は祖先を迎える習わしになっていますが、終戦の日が重なっていることで、いちだんと強くお盆の季節感を感…
子供の頃から必ず神輿を担いできた神田祭、今回は仕事が入り、無念にも全く参加できませんでした。この祭りは2年1回、楽しみは再来年までお預けとなりました。祭り気分はせめて味わおうと、最終日14日の夕方近くに神田明神へ。生ビールを買い、高台にあ…
小学校に上がるか上がらないかの幼少時代、神田川沿いにあった友達の家からどす黒い川がよく見え、ゴミの山を運ぶ船が行き交うのを目にしました。あれから40年弱、川はだいぶ綺麗になり、今では観光船が運行されるまでになりました。 日本橋から乗船し、ま…
ヨーロッパのホリデーシーズンの雰囲気を味わえるクリスマスマーケット、今年はイブの夜に行ってみました。激混み…。温まろうとホットワインを買い求めましたが、座るところを確保できないので、飲みながら歩いたら人にぶつかり何度も危うい目にあいました。…
近衛師団の兵営地だった北の丸は戦後、森林公園として整備されました。都心では屈指の紅葉の名所だと私は思っています。とくに300本が植えられているもみじは息を飲みます。私の写真の腕前では、肉眼で見た美しさが表現できないのが残念です。ブログへの…
実に冷える日でした。紅葉と雪の奇異な組み合わせをフレームに収める絶好機と思い、カメラを持って出勤。行く先々でシャッターを切りました。もう少し強い光のストロボが欲しかった。 朝の台東区、JR浅草橋駅のホーム。 千代田区神田駿河台にある御茶ノ水駅…
千代田区神田三崎町という住所だと思い込んでいましたが、ブログを書く段になって千代田区三崎町だったということに気づきました。1968年の住居表示再編で「神田」が消えていたんですね。その神田三崎町が2018年度、半世紀ぶりに復活します。神田の…
もう10月も半ばですが、暖かい日が続きます。江戸城の跡地に整備された広大な皇居東御苑の中も、葉が色づくにはまだ早いようでした。それでも復元された徳川時代の庭、昭和天皇の発案で再現された武蔵野の森、天守閣跡などをめぐりながら、秋の気配を感じ…
千鳥ヶ淵の代官町通りの土手を上がったところに、コンクリートでできたベンチのようなものが点在していました。第2次大戦の終盤、皇居防衛のために造られた高射砲の台座です。終戦を迎えつつあった今から71年前も、この辺りはセミの声に包まれていたので…
神保町もこの時期になると歩きたくなる街です。三省堂の洋書コーナーで日本の本とは違うインクの匂いをかぎながら、クリスマス関連の書籍を見るのが好きだったからです。残念なことにその売り場は大幅に縮小されましたが、毎年の恒例になっているので界隈を…
ここ1、2年、クリスマスマーケットという言葉をにわかに耳にするようになりました。広場に雑貨や食べ物の屋台が立ち並ぶ、ヨーロッパで中世から続く歳時だそうです。本場は石造りの街並みで雰囲気良いのでしょうね。日比谷公園も悪くはありませんが、この…
師走です。あまり寒くないのでピンときません。それでも、秋葉原駅前に立つUDXビルでは、毎年恒例のクリスマスイルミネーションが灯り始めました。ロマンチックなイメージからは程遠い街ですが、ここの電飾はなかなかゴージャスです。 青果市場のあった秋…
自転車や徒歩で何度も通っている界隈なのに、初めて見るラーメン屋がふと目に飛び込んできました。そしてじっくり周囲を見回してみたら、絵になりそうな年季の入った建物がけっこう残っていることに気づきました。無味乾燥なオフィス街だと思って通過してい…
街の魅力を伝えるこのブログ本来の趣旨から外れますが、日曜夜の秋葉原を歩いていたら、ドンキホーテの斜め前にハシゴ車が止まり、周りに大勢の人だかりが出来ているのを見つけました。客引きをするメイドさんに聞いてみると、「アライグマが木に登っている…
あべのハルカスを超える日本一高いビルを作るそうです。いい味を出していた日本ビルヂングが取り壊されるのは少し残念です。隣のJXビルや朝日生命ビルも一体で再開発する巨大プロジェクトのようで、完成は2027年度。そのとき日本経済はどうなっている…
子供のころに見かけた見世物小屋やお化け屋敷、雷魚釣りの露店が何だか不気味で、夏の淫靡な空気と相まって、おどろおどろしい印象が強いイベントです。しかし、今年は露店がまったく無し、若者が大騒ぎするからだとか。祭り感が低下して残念でしたが、鎮魂…
日本三大祭りなのか、江戸三大祭りなのか、よく分かりません。しかし2年に1度、5月第2週目に神田界隈が燃え上がるのは間違いありません。江戸の総鎮守・神田明神の氏子町会の神輿およそ200基が日本橋、大手町、丸の内、神田、秋葉原を練り歩きます。 …
忙しさにかまけて更新をだいぶサボっていました。気がづけば47日ぶりの投稿です。 戦没者墓苑と靖国神社があるため、夏のイメージが強い九段ですが、都内屈指の桜の名所でもあります。九段会館、武道館、千鳥ヶ淵など、桜と組み合わせて撮影すると絵になり…