Shooting Tokyo

東京を撮り歩く

台東区

【219】台東区根岸 夏香る正岡子規庵

明治27年から35歳で亡くなるまでの8年間、正岡子規が暮らした家が鶯谷のラブホテル街にあります。故郷の松山から母親と妹を呼び寄せ、ここで結核と闘いながら俳人としての活動を続けたそうです。庭に出ると、生い茂る草木から夏の匂いがしました。 昭和…

【218】台東区上野公園 淫靡な夜市

恒例の上野夏まつりが始まりました。といっても、8月13日までの期間を通じて連日催されるのは、不忍池のほとりに立つ骨董市くらい。裸電球の下に並んだガラク、いや骨董品はどれも怪しく、池から漂う蓮の匂いと相まって、淫靡な空気を放っています。 上野…

【215】台東区浅草 夏を告げるほおずき市

毎年7月9、10日に開かれる浅草寺のほおずき市、例年は夕暮れ時に訪れますが、今年は趣向を変えて明るい真昼間に行きました。仄暗い中に裸電球が浮かぶ情景は見られませんでしたが、ほおずきと一緒に売られている風鈴に強い日差しが反射し、夏の到来を感…

【214】台東区松が谷 猛暑のかっぱ橋七夕祭り

今年も大盛況でした、合羽橋の七夕祭り。テキ屋の屋台ではなく、沿道や地方のリアル店舗が露店を出しているのがポイント高いです。アスファルトが溶けそうなくらいの暑さの中、コメを使った宮城県の発泡酒と、スパイスの効いたカレーを買い食いしました。 台…

【211】台東区小島 鳥越祭の宵宮

東京下町の祭シーズンのトリを飾る鳥越祭の1日目。本社神輿の宮入りを翌日に控え、各氏子町会の神輿は午後7時を過ぎると火が入りました。今回私が担いだ小島一丁目町会は、隣の小島二丁目東、同西の神輿とともに連合を作り、3基で並んで練り歩きました。…

【208】台東区モノマチエリア ノートを求め文具屋めぐり

9回目を迎えた「モノマチ」、だいぶ世の中に定着してきた感があるようなないような。御徒町、蔵前、浅草橋に点在する職人さんや問屋さん、小売店など170の参加者が出店する年に一度の雑貨イベントです。文具や食器、アクセサリーや革製品など、「mono ma…

【207】台東区浅草 観音裏の三社祭

全国ブランドの三社祭も、浅草寺から離れると様相が変わります。今年は観音裏と呼ばれる言問通りを挟んだ浅草公園の北側で神輿を見物してきました。ここまで来る観光客は少なく、地元密着感の強い三社祭を見ることができます。 浅草4丁目あたりです。地元商…

【205】台東区東上野 下谷神社大祭

気がつけば1年が経ち、下谷の大祭から始まる下町の祭りシーズンが今年も到来しました。草木茂る下谷神社の境内に足を踏み入れると、子供の頃に地元の神田明神でかいだ生臭い葉っぱの匂いがして、少年時代の祭りの記憶が蘇りました。 下谷神社の祭りは最終日…

【203】台東区柳橋 隅田川を泳ぐ鯉のぼり

久しぶりに隅田川へ行ったら、なぜか遊歩道にたくさんの鯉のぼりが飾られていました。今年から、地元の町会が「隅田川こいのぼりフェスティバル in 柳橋」というのを企画することになったそうです。グーグルで検索すると、たしかに読売と東京新聞が記事にし…

【188】台東区鳥越 とんど焼き

松飾りやしめ縄を燃やし、正月に迎えた神様を送り出す「とんど焼き」に参加してきました。「とんど」と連呼しながら長い竹ざおで地面を叩き、火の周りを回ります。最後に餅を焼いて食べると、その年は無病息災を期待できるとか。年末からの風邪が今も完治し…

【186】台東区上野 アメ横で大晦日の雑踏に揉まれる

師走が似合う街、アメ横は今年の大晦日も大賑わいでした。海産物や皮革製品の匂いが漂う雑踏に揉まれ、無事に2016年を締めくくれそうです。皆様、今年もブログをお読みいただきありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。 立ち止まると後…

【185】台東区上野公園 カメラを持ってデトロイト美術館展

リーマン危機でゼネラル・モーターズが倒産した直後の7年前、デトロイトへ行きました。どこもかしこも空き家だらけ、火が暮れてからはとても出歩けない雰囲気でしたが、デトロイト美術館にはこの街がかつて栄華を極めた証がありました。世界から集めた名作…

【175】雪降る東京 浅草橋、永田町、御茶ノ水、四谷の表情

実に冷える日でした。紅葉と雪の奇異な組み合わせをフレームに収める絶好機と思い、カメラを持って出勤。行く先々でシャッターを切りました。もう少し強い光のストロボが欲しかった。 朝の台東区、JR浅草橋駅のホーム。 千代田区神田駿河台にある御茶ノ水駅…

【174】台東区花川戸 さくらもみじとスーパームーン

春に花見で賑わう隅田公園は、桜の葉が赤や黄色に色づく秋も散策におすすめです。この公園は隅田川を挟んで墨田区と台東区に分かれています。台東区側を撮り歩きました。 仕込んだわけではなく、いい感じで腕を組んだカップルが登場してくれました。台東区側…

【167】台東区台東 かつての歓楽街は今

江戸時代は武家屋敷、明治の終わりから大正にかけては見世物小屋や寄席、料理屋が立ち並ぶ東京の一大歓楽街だったそうです。旧町名の竹町や御徒町は、「台東区台東」という無味乾燥な住所に区画整理されていますが、古い木造住宅がひしめく味のある街です。 …

【158】台東区上野公園 夏の水辺の骨董市

まもなく終了してしまいますが、上野不忍池の骨董市に今年も行ってきました。特に何かを買うわけではありませんが、じっとりとした水辺の空気、暗闇に浮かぶ露店の電灯、夏独特の雰囲気を味わいたくなって足を運んでしまいます。。 相変わらず「なんでこんな…

【156】台東区上野公園 蓮香る池之端

不忍池は戦時中の一時期、食糧不足に対応するため水田として利用されていたことがあるそうです。戦後、さまざな活用案が検討されたものの、けっきょく江戸時代以来の蓮の名所として復活しました。花が開く早朝に訪れると、わたしのようなカメラ小僧がわんさ…

【154】台東区浅草 四万六千日分のご利益をもらいに

毎年7月9、10日に開かれる浅草寺のほおずき市、今年は週末に当たりました。最終日の日曜日はカラッと晴れて、夕涼みがてら出かけるのに最高でした。10日にお参りすると、4万6000日分つまり126年分のご利益が得られると言われています。 アキバ…

【152】台東区下谷 朝顔咲く入谷の朝

2年ぶりに入谷の朝顔市へ、花が開いている朝を狙って覗いてきました。まもなく梅雨が明け、本格的な夏が到来することを東京下町に告げる風物詩です。 歩道に120軒ほどの店が並びます。常連ではない私は、どの店で買うのが良いのか、違いがさっぱり分かり…

【151】台東区上野桜木 谷中ビアホール

id:ygtn6w 昭和初期の古民家を改造し、昨年3月に開店した「谷中ビアホール」。やっと行けました。足を踏み入れると、意外にも広い。3軒の家々をまとめた複合施設みたいな感じになっています。高級住宅地の桜木で、よくこれだけの土地を手にいれることがで…

【150】台東区鳥越 夜店を冷やかす

引き続き鳥越祭ネタです。秋葉原で生まれ育ち、神田祭に慣れ親しんだ私が15年くらい前に浅草橋へ引っ越してきて驚いたのは、鳥越祭の屋台の多さです。鳥越神社を囲む狭い道に、おそらく300近い露店がずらり並びます。三社祭や神田祭よりも充実している…

【149】台東区鳥越 カオスな夜祭り

右へ左へ暴れる神輿、ギリギリまで寄ろうとする見物客、事故を防ごうと声を張り上げる警察官ーー鳥越祭り初日の11日夕方、神輿が集結した蔵前橋通りは押し合いへし合いのカオスと化しました。最終日の今日は、日が暮れてから本社神輿が宮入りし、クライマ…

【148】台東区モノマチエリア 職人の街を巡る

御徒町や蔵前を中心に、台東区には革やガラス、金属、布などの素材を扱う職人や卸が数多く存在します。法人相手に商売をしているため、普段は目立ちませんが、春と秋の年2回、一般客が製品を買ったり物作り体験ができるイベント「モノマチ」が開催されます…

【144】台東区浅草橋 マロニエ祭りと阿波踊り

浅草が三社祭で盛り上がるこの時期、最後に「橋」の一文字が付く浅草橋は閑散としています。いや、していました、という過去形のほうが正しいかもしれません。9年前から駅前で「マロニエ祭り」が開かれるようになり、回を重ねるごとに賑わいを増しています…

【143】台東区浅草 圧巻の三社祭

ブログを始めてから3度目の三社祭。今年は「迫力」をテーマに、できるだけ神輿に接近して撮影することを試みました。が、わたしの出身地・神田の祭より荒々しい担ぎ方に圧倒され、真剣に身の危険を感じました。2日目のこの日は、44氏子町会の神輿およそ…

【141】台東区東上野 シーズン到来を告げる下谷の大祭

東京の下町がいよいよ本格的な祭りシーズンに突入しました。神田祭と下谷神社大祭がその号砲ですが、今年は神田が裏のため、下谷がトップバッターとなります。1000年以上の歴史を持つ由緒ある祭、神社の周りに所狭しと並ぶ露店を冷やかすだけでも楽しめ…

【132】台東区上野公園 東照宮の寒牡丹

春の花のぼたんには、冬に自然と咲く「寒牡丹」という種類があるそうです。一方、栽培技術を駆使してこの時期に咲かせた花を「冬ぼたん」と呼ぶそうです。どちらも上野東照宮で見頃を迎えています。特にぼたんに興味があるわけではないのですが、どんな感じ…

【131】台東区上野公園 冬の蓮池とマクドナルド

この時期の不忍池は、枯れた蓮が冬の荒涼とした風景を一段と物寂しいものにしています。北から飛来してきた水鳥も、冬らしさを演出しています。帰り際、まもなく閉店するマクドナルド上野店に立ち寄り、別れを惜しみました。 夏には華やかなピンクの花が咲く…

【130】台東区上野 2015年を締めくくるアメ横ぶら

2015年も最後はアメ横で締めます。この雑踏に揉まれないと、1年を終わることができません。みなさま、本年もありがとうございました。良いお年をお迎えください。 アメ横の本通りを歩くとなぜか大晦日を感じます。わさわさした雰囲気のせいでしょうか。…

【107】台東区柳橋 花街の残り香 「ルーサイトギャラリー」

伊藤博文が通った柳橋の料亭街も、今はほとんど面影がありません。数少ない名残りの1つが、「ルーサイトギャラリー」です。かつての芸者宅を改装した隅田川沿いの骨董店兼カフェは、テラスに出ると心地良い風が吹いています。 昭和の流行歌手でもあった市丸…