Shooting Tokyo

東京を撮り歩く

RICOH GR

【107】台東区柳橋 花街の残り香 「ルーサイトギャラリー」

伊藤博文が通った柳橋の料亭街も、今はほとんど面影がありません。数少ない名残りの1つが、「ルーサイトギャラリー」です。かつての芸者宅を改装した隅田川沿いの骨董店兼カフェは、テラスに出ると心地良い風が吹いています。 昭和の流行歌手でもあった市丸…

【96】台東区寿 隅田川花火大会

ものすごい人出になるので例年は見に出かけませんが、今年は天気も良かったので少しだけ覗いてみました、地元の隅田川花火大会です。川沿いまで行けばよく見えますが、人混みに酔いそうなので、近所の横道から。建物に一部遮られますが、台東区寿のここは穴…

【90】台東区浅草 ほおずき市

例年は蒸し暑いほおずき市、今年はあいにくの空模様で肌寒くさえ感じました。そのためか人出もいまいち。それでも暗闇に浮かび上がる電灯の光は幻想的でした。7月10日までです。 浅草寺の参道をしっとりと雨が濡らしていました。露店の前を通る客の足を止…

【87】台東区今戸 穢多頭弾左衛門の屋敷跡

観音裏をさらに北東へ、奥浅草とでも呼べばいいのでしょうか、今戸という住居表示が現れます。江戸時代、ここには塀などで囲まれた一画がありました。関東一円の被差別民を統括する「穢多頭」の屋敷・役所を中核に、その役人などが住んでいたそうです。 穢多…

【86】墨田区墨田 玉の井

ブログの更新を重ねるうちに、街には指紋ならぬ「地紋」があると思うようになりました。その土地で生きてきた人たちの思いやエネルギーが沈殿し、そこから発する独特の空気が漂い続けているように感じます。かつて玉の井と呼ばれた現在の墨田3丁目付近も、…

【73】新宿区荒木町

窪地にできたこの街は、底辺部に都心とは思えぬ静かな池があり、かつては景勝地として周囲に料理屋が形成、花街として栄えたそうです。今はたくさんの飲み屋、食べ物屋が軒を連ねています。旧花柳街のしっとりした、そしてどこか重く沈んだ雰囲気が残ってい…

【71】渋谷区千駄ヶ谷 鳩森八幡の富士塚

都内に残る富士塚のうち、最古のものに登ってきました。急な坂道はなかなか険しく、油断していると溶岩石で足を切るなど怪我をしかねません。ミニチュアながら本格的に霊峰を模していて、江戸中期から世に広まった富士山信仰をうかがい知ることができます。…

【70】文京区湯島 湯島聖堂

寺社が初詣で賑わうこの時期、神や仏が祀られているわけではない湯島聖堂はどんなことになっているのだろう、そう思って1月4日に行ってみました。元旦から4日までは正月特別参観ということで、いつもは週末と祝日しか扉が開いていない大成殿が公開されて…

【64】港区六本木一丁目

一丁目と付くだけで、華やかな六本木とは雰囲気がガラリと変わります。アークヒルズとホテルオークラの間にある、坂の多い落ち着いた界隈です。現在はマンションや大使館が立ち並んでいますが、かつては東久邇宮邸、永井荷風の偏奇館などがあったそうです。 …

【61】千代田区千代田 皇居「乾通り」

テレビが随分と時間を割いて取り上げていたので、公開初日に行ってみました。確かに紅葉が豪華、でも常時開放されている皇居東御苑や北の丸公園でも十分な気が…。サラリーマンなのになぜ平日に行けたのか。それは言えません。 最寄りの東京メトロ二重橋前駅…

【57】八王子市 高尾駅

高尾山口駅までは何度も行ったことがありますが、高尾駅で降りたのは初めてです。仕事で行ったため、ぶらぶらできるのは昼食含め約1時間半。北口から2キロほど歩いたところにある昭和天皇陵だけでも見ようと思ったのですが、道を間違えて辿り着けず・・・…

【56】豊島区巣鴨 地蔵通り商店街

おばあちゃんの原宿という呼び名で全国的に知れ渡っていますが、中年でもかなり楽しめました。庚申塚、さらに少し歩くとお岩さんの墓もあります。商店街で食べた自称「日本一」のあんぱんはビックリするほどの美味でした。 夕方の情報ニュース番組などでよく…

【53】台東区千束 浅草・酉の市

一の酉。月曜日なのに、もの凄い人出でした。日銀の追加金融緩和で株式市場は沸いていますが、実態経済は良いのか悪いのか。手締めとともに、商売繁盛を願う威勢の良い掛け声があちこちから聞こえてきました。 実は初めて行きました。鷲神社に参拝する人たち…

【52】千代田区鍛冶町 神田駅ガード下

神田駅は乗り換えのときぐらいしか利用したことがなかったので、改めて付近を歩いてみました。古いレンガ造りのJR高架下は、薄暗くて怪しさ満点。両隣の東京駅と秋葉原駅は再開発が進みつつありますが、神田駅には「不夜城」を彷彿させる廃墟感が漂っていま…

【50】新宿区矢来町 la kagu(ラカグ)

神楽坂駅前に10月10日にオープンした「la kagu」という商業施設に行ってきました。新しいライフスタイルを提案するキュレーションストアというコンセプトだそうですが、う〜ん、正直言って意味不明。カフェと洋服屋、書店、インテリアショップが入居する…

【47】千代田区紀尾井町

紀州徳川家・尾張徳川家・井伊家の屋敷があったことから、紀尾井町と名付けられたそうです。跡地にはホテルニューオータニや上智大学が建ち、清水谷公園が整備されています。今もどこか気品が漂っています。 赤坂見附から紀尾井町に向かう途中、弁慶堀を渡り…

【46】小金井市桜町 江戸東京たてもの園

ここ、楽しいーー写真を撮りながら純粋にそう思える場所でした。江戸時代から昭和中ごろまで、東京の歴史的建造物30棟が保存されています。大正時代を彷彿させる洋館に併設されたカフェで飲んだコーヒー、とても美味しかったです。 外国人女性が大胆に裸足…

【45】港区赤坂 30階からの風景

今回はオフィスからの一枚のみ。午後には台風が通過するという予報を見て、きっと夕方は空が綺麗だろうなと思い、カメラを持って出社しました。塵や埃が雨で洗い流された空気は透明度が高く、遠くの富士山がはっきり見えました。 ※Ricoh GRで撮影 にほんブロ…

【44】中野区中野 駅北口

中野サンプラザをはさみ、西と東で雰囲気がガラリと変わります。西側のエリアは警察大学校跡地に新しく建ったオフィスビルや大学、東側はゴチャゴチャした昔からの飲み屋街、そして中野ブロードウェイがあります。 警察大学校が2001年に府中市へ移転、跡…

【43】中央区築地 中央卸売市場

昭和初期から続く歴史が生み出すブランド力なのでしょう、数年ぶりに訪れたら観光客でごった返していました。東京都は取扱量の拡大を目指し、2016年にも豊洲への移転を計画しています。場外市場はこの地に残りますが、賑わいを維持できるのでしょうか。 …

【41】千代田区九段 靖国神社

パーン、パーン。夏の夕暮れに響く破裂音は、「みたままつり」の開始を告げる花火。私が住んでいた秋葉原にまで聞こえ、小学生だった私はすぐに飛んで行きたくなって仕方ありませんでした。とても政治的な社ということがやがて分かってきましたが、靖国神社…

【39】千代田区神田須田町 万世橋 

橋の近くに2006年まであった交通博物館を訪れ、その後に肉の万世で食事をして帰るというパターンを経験した人も多いのではないでしょうか。再開発で博物館はオフィスビルに生まれ変わり、旧万世橋駅だったレンガ造りの高架橋は商業施設としてオープン、…

【38】渋谷区代々木 明治神宮

デング熱騒動で一部閉鎖されているようですが、少し前に訪れました。とても静かで心が落ち着く都会の森です。日本を代表する名所としてガイドブックに必ず紹介されているのでしょう、外国人観光客が多かったです。 言わずと知れた、明治天皇と昭憲皇太后を祀…

【37】北区西ヶ原

なんとなく駒込駅で下車してみました。駅南側の六義園は行ったことあるなあ、ということで、逆方向の旧古河庭園に向かいました。そんなに広い庭園ではありませんでしたが、洋風・和風の両方が味わえます。途中に渋い商店街もありました。駒込駅は豊島区にあ…

【36】文京区後楽 東京ドームシティ

後楽園球場は東京ドームに、後楽園ゆうえんちは東京ドームシティアトラクションズに生まれ変わりましたが、いまだにこの辺り一帯を「後楽園」と呼んでしまいます。そういえばドンチャックというビーバーみたいな黄色いマスコットキャラクターがいましたが、…

【35】北区王子 区立中央図書館(旧兵器工場)

本当は終戦の日の前日に書きたかったのですが、お盆中にも関わらず本業が忙しく、間に合いませんでした。JRと東京メトロの王子駅から西へ15分ほど歩いた場所に、帝国陸軍の造兵廠(兵器工場)だったレンガ作りの建物があります。外観と内部の一部を残し、…

【33】台東区上野 うえの夏まつり

「今宵は夜市が開かれる。夕闇の迫る空にそう告げたのは、学校蝙蝠だった」ーーと始まる恒川光太郎の小説「夜市」の不思議な雰囲気をちょっぴり味わえます。不忍池湖畔に開かれた骨董市の出店には裸電球が灯り、アフリカ風の置物や戦前の古本、アンティーク…

【30】文京区関口 芭蕉庵

芭蕉庵と言えば江東区深川を思い浮かべますが、文京区関口にもあります。俳人・松尾芭蕉は土木技師でもあり、神田上水の改修工事に携わった際にこの地に居を構えていたそうです。その後に深川に移り住み、奥州へと旅立ちました。 東京メトロ有楽町線の江戸川…

【29】台東区下谷 入谷朝顔市

にほんブログ村 毎年7月6〜8日は入谷の朝顔市、東京・下町に夏の訪れを告げます。仕事やや早めに切り上げという禁じ手を使って写真を撮りにきました。関係者がこのブログを見ていないことを祈ります。 江戸時代、界隈に複数あった植木屋が朝顔を栽培して…

【28】中央区日本橋 伝馬町牢屋敷跡

にほんブログ村 なんだか霊感スポットシリーズみたいになってきましたが、小塚原を見たら足を運びたくなりました。小塚原回向院に眠る吉田松蔭は、この牢屋に二度投獄されています。一度目は下田に停泊中のペリー艦隊に密航しようとして、二度目は安政の大獄…