Shooting Tokyo

東京を撮り歩く

【3】台東区蔵前

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自宅の近所です。かつてこの地に存在した蔵前国技館は、隅田川を渡り両国へ移転しました。浅草や秋葉原という世界的な観光地に隣接しながら、時間が穏やかに流れる下町です。

 

f:id:konob301:20140330001743j:plain隅田川を上流に臨みます。黄色い橋は蔵前橋、その向こうにスカイツリーとライオンの本社(中央の白い建物)が見えます。川沿いは遊歩道が整備され、散歩やランニングをするにはもってこいです。隅田川はだいぶきれいになりました。

 

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隅田川沿いの遊歩道には、大名の家紋が飾られています。幕府を開いた徳川家康は、江戸を港湾都市にすべく、全国に「御手伝普請」という命令を出したそうです。内陸の台地を切り崩し、江戸湾を埋め立てました。その普請に参加した大名たちです。

 

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蔵前橋の欄干。蔵前国技館の跡地(今は下水道局)と両国国技館を結ぶ橋だけに、欄干のデザインがこっています。

 

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第六天榊神社。境内には井戸があります。今も枯れていませんが、「飲めません」と水道局の注意書きがあります。関東大震災で消失するまで、ここには東京工業大学(当時は東京職工大学)の前身があったそうです。

 

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同じく榊神社。木々が生い茂り、都会にありながら森の鎮守様という趣です。

 

f:id:konob301:20140330004523j:plain境内の桜。

 

f:id:konob301:20140330004709j:plain蔵前橋の上から。まだ満開ではありません。上流へ行くと桜の名所・隅田公園があり、この時期はものすごい人出です。徒歩だと30分程度、電車なら都営浅草線蔵前駅から乗って2駅です。

 

f:id:konob301:20140330005200j:plain江戸通りまで出ると問屋街。文房具や花火、玩具、人形などの卸売り店が立ち並びます。ほとんどが小売りもやっています。これは造花店のショーウィンドーです。

 

f:id:konob301:20140330005532j:plain隣町の浅草橋の裏通り。古い木造家屋が多く、東京都の防災マップを見ると、この辺りは火災危険地域として真っ赤に塗られています。

 

f:id:konob301:20140330005849j:plainこれも浅草橋。鶴の湯という銭湯です。大きな湯船につかりたいときに行きます。外見だけでなく、中もレトロです。

 

Sony NEX-6で撮影