Shooting Tokyo

東京を撮り歩く

【番外1】沖縄県那覇市

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Shooting Tokyoという名のブログながらすみません、週末に仕事で沖縄県へ。那覇市内の首里城周辺と公設市場を、ゆいレールを使って駆け足で巡りました。観光目的で訪れるなら、それほど暑くないこの時期がベストかもしれません。

 

f:id:konob301:20140421232438j:plain琉球王朝の最大の城の本殿。沖縄戦などで幾度か焼失し、現在の建物は1992年に復元されたものだそうです。そのため世界遺産登録は建物ではなく、「首里城跡」としてです。南国の空に鮮やかな朱色が映え、思いがけず女の子の服の色とマッチしました。

 

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城のシンボル、守礼門。順番が前後しますが、首里城への入り口です。子供のころ、これが描かれた切手を大切に持っていました。そういえば、めっきり見なくなった二千円札もこの門が絵柄です。

 

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本殿にたどり着くにはひと苦労です。階段の踏み面が斜めに勾配しているため、後ろに重心がかかり、登りにくくてたまりませんでした。攻めにくいように造られていたのでしょうね。

 

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当時はこんなだったのでしょうか。北殿という建物内に展示されている模型です。北殿には官吏が詰め、1853年に米国のペリー提督が来航した際はそこで歓迎の宴が開かれたそうです。

 

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トイレの手洗い場。口から水が出てきました。

 

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首里城近くの金城町石畳道。歴史を感じる古道で、別の世界に通じる結界の空気が漂っていました。小説家・恒川光太郎の「風の古道」という作品を思い浮かべました。

 

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沿道の民家です。ドラマ「ちゅらさん」のロケで外観のみ使われたそうです。ドラマを見ていなかったので分かりませんが、門にそう書いてありました。

 

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石畳を横にそれ、少し進むと樹齢300年の大アカギという大木が立っています。風がサワサワと枝を揺らし、霊のようなものを感じる場所でした。年に1つだけ願いを叶えてくれるそうです。

 

f:id:konob301:20140422001643j:plain首里城に引き返すには、急な石畳を今度は登らないといけません。汗をかいたところで、タイミングよく「石畳茶屋 真珠(まだま)」というカフェがありました。高台のテラス席からの眺望は良く、心地よい風が吹いていました。真っ赤な琉球グラス、飲み物がいちだんとおいしそうに見えます。

 

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琉球王国を治めた尚氏の墓、玉稜(たまうどうん)です。これも沖縄戦で焼け、復元されたものです。アンコールワットや、タイ、バリ島など東南アジアで見るような墓に似ている気がしました。

 

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那覇市の目抜き通り、国際通りから少し入ったところにある第一牧志公設市場です。見たことのない魚が並んでいました。市場の二階が食堂になっており、一階で買った魚を刺身にしてくれます。

 

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市場内はアジアの雰囲気満載です。沖縄の野菜を使った総菜が売っていました。子供のころに東京の秋葉原駅前にあった、神田青果市場を思い出しました。

 

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市場近くの沖縄そば屋さん。ソーキそばが一杯350円、しかもかなり美味いというコストパフォーマンスの高い店でした。

 

Sony RX100で撮影