【62】中央区銀座 ヒカリミチ
どこを撮っても絵になる銀座という街は、切り取るポイントが多すぎて、最も難しい被写体の1つだと思います。これまでブログの撮影のために出掛けるのをためらっていましたが、イルミネーションに包まれる年末恒例のイベントは良い言い訳になると思い、歩いてみました。寒くて手がかじかみました。
東日本大震災の復興支援として始まった「ヒカリミチ」。銀座1丁目から8丁目までの中央通りと、4丁目交差点から数寄屋橋交差点までの晴海通りがライトアップされています。今年のメーンは、月をイメージしたこの球体です。鳩居堂の辺りです。
10代のころから、クリスマスが近づくとなぜか銀座に行きたくなります(年の瀬はアメ横)。高校生のころは部活帰りに銀座駅で降りて、伊東屋や教文館書店に寄ったりしていました。伊東屋は現在建て替え中ですが、当時の建物地下にあったカード売り場がクリスマスの雰囲気満載で好きでした。
ニューヨークのクリスマスの象徴がロックフェラーセンターのツリーなら、東京はミキモトのツリーでしょうか(言い過ぎ?)。残念ながら、本店の建て替えに伴い今年で最後だそうです。
ブルガリといえば蛇だそうです。ちょっと悪趣味ですが、いちばん目立っていました。
中央通りから有楽町へと続くマロニエ通り、日本ではないみたいです。子供のころにオー・ヘンリーの「賢者の贈り物」を読み、こんな風景のクリスマスを想像して憧れていました。実際にはこたつに入ってシャンメリーを飲み、ケーキを食べていましたが…。
模型や時計を取り扱う晴海通り沿いにある天賞堂のウィンドウは、いつ覗いてもワクワクします。
こちらは和光のケーキショップのウィンドウ。
有楽町の交通会館。駅前は再開発で広くなりましたが、この建物は変わらず昭和なままです。