Shooting Tokyo

東京を撮り歩く

【64】港区六本木一丁目

一丁目と付くだけで、華やかな六本木とは雰囲気がガラリと変わります。アークヒルズホテルオークラの間にある、坂の多い落ち着いた界隈です。現在はマンションや大使館が立ち並んでいますが、かつては東久邇宮邸、永井荷風の偏奇館などがあったそうです。

 

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ホテルオークラ別館前の通りを南に進むと、蔦が絡まった塀が右手に見えてきます。スペイン大使館です。

 

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スペイン大使館の向かい側、赤い門扉の建物はスウェーデン大使館です。

 

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スウェーデン大使館横の小径は公園のように綺麗に整備され、城山ヒルズにつながっています。ここを抜けると神谷町に出ます。

 

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東京メトロ南北線六本木一丁目駅と直結する泉ガーデン。1945年の東京大空襲で焼失するまでの25年間、永井荷風が暮らした偏奇館がこの辺りにありました。荷風はここから玉の井(現・墨田区東向島)の私娼街に通い、「濹東綺譚」を書き上げたそうです。現在は45階建てのオフィスビルがそびえています。

 

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スペイン大使館の裏手を通る桜並木の道沿いには、「ランディ」というカフェレストランがあります。テラス席が気持ちよさそうでした。

 

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ANAインターコンチネンタルホテルの真裏です。この坂を登って突き当たりを左に曲がると、三浦友和山口百恵夫妻が挙式したことで有名な霊南坂教会があります。

 

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ANAホテル(右)とアークヒルズ。近くには米国大使館もあります。

 

Ricoh GRで撮影

 

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