【79】文京区根津 根津神社つつじまつり
自転車で田端の文士村へ向かおうとしたところ、不忍通りを北上中に「文京つつじまつり」の幟が出ているのを発見。予定を変更し、つつじで有名な根津神社へ行くことにしました。つつじも華やかでしたが、さらに目を引いたのは境内に建つ庚申塔。かつて各地の辻にあった石塔が道路工事などで撤去され、根津神社に納められたそうです。
庚申信仰に基づく6つの石塔が背中合わせに立っていました。境内の隅にあるにもかかわらず、独特のオーラを発し、人目を集めていました。明治以降に道路拡張工事などで撤去され、ここに集まってきたそうです。
つつじ山に登るには200円が必要です。これだけ見事なつつじを管理をするのは大変だと思うので、十分に払う価値がありました。
陽の光を浴びて花びらが輝いていました。ほぼ満開、日当たりの悪い場所のつつじは7分咲きといった感じです。
根津神社は何度か来ています。必ず露店が出ています。
根津神社は日本武尊(ヤマトタケル)が建立したとされ、荘厳な社殿ですが、参拝するのにけっこう並びます。一方、境内にある駒込稲荷(写真)は人影まばらで落ち着きます。徳川3代将軍の三男・綱重の邸内にあったそうで、手水舍の葵の家紋が目を引きます。
境内に建つもう1つの稲荷、乙女稲荷の千本鳥居です。ここは人気の見どころで、いかに人を入れずに撮影するか、構図に悩みました。
神社の向かいにある古本屋さん。店内はお洒落な洋書や雑貨が並んでいました。