【146】墨田区東向島 花より団子
ひと足早く紫陽花を撮ろうと、前日からネットで都内の名所を物色していました。自転車で無理なく行けそうな近場、向島百花園に決定。しかし、実際に足を運んでみると、かなりフライングでした。ほどほどに撮影し、言問団子の店で休憩しようと行ってみると、アレレな結末が…。
江戸時代の1804年、仙台出身の骨董屋が開園した庭園が始まりだそうです。文人が集う場だったようで、チケットを買ってすぐにある門には大窪詩仏という詩人による句が書かれています。
園内を歩き、ようやく咲いているのを見つけたのがこの額紫陽花。紫陽花の木はところどころにあるので、6月に入れば綺麗な花をたくさん咲かせることと思います。
春夏秋冬花不断の百花園だけあって、いろいろな種類の花が咲いています。この白い花は「アワモリショウマ」という花だそうです。
それほど広くない園内には池もあります。スカイツリーが間近なのですが、なぜかうまく花と同じフレームに収まってくれませんでした。
紫陽花の撮影は早々に切り上げ、向島で有名な団子の店に寄りました。その名も「言問団子」。テレビや雑誌でよく紹介されているので、レア度は低い店です。席につくと、注文していないのにこの三色団子が運ばれてました。最中もありましたが、これが王道なのでしょう。黄色い団子は周りが餅、中が餡子。他の2つはその逆です。クチナシから色を取った黄色がいちばん美味でした。
なんと店の前に綺麗に咲いていました、紫陽花。百花園まで行かずとも、言問団子ですべて間に合ったようです。まあ、他の花も見られたので良しとしましょう。