【150】台東区鳥越 夜店を冷やかす
引き続き鳥越祭ネタです。秋葉原で生まれ育ち、神田祭に慣れ親しんだ私が15年くらい前に浅草橋へ引っ越してきて驚いたのは、鳥越祭の屋台の多さです。鳥越神社を囲む狭い道に、おそらく300近い露店がずらり並びます。三社祭や神田祭よりも充実しているのではないでしょうか。
今年の鳥越祭は珍しく雨が全く降らず、暑い2日間でした。冷たいものがよく売れたでしょうね。この屋台のお兄さんにそう質問したら、「鳥越は今回が初めて。雨が多いとは知らなかった」との答え。来年以降も出店お待ちしています。
じゃがバターには、小さいジャガイモを沢山盛ったバージョンと、大きいジャガイモを1つだけ盛ったバージョンがありますが、こちらは大きいジャガイモ系。こっちの方が好みです。数年前は、漬物のせ放題の店がブームでしたが、最近は見かけません。この屋台のお兄さんは、鳥越の次は新潟か千葉へ行く、と話していました。
お初にお目にかかりました、スムージー屋台。紫とピンクの装飾、トラック野郎かと思いました。バナナ味を注文。ザラメの氷を入れてミキサーでかき混ぜていたため、さらっとした喉越し。もう少しドロッとした方が好み。
当たってもまず落とせないですよね。ミルキーやボンタンアメも重くて落ちない。何かコツがあるんでしょうか。こちらの店のお兄さんは、大阪から。関西には回転寿し店「すしざんまい」がないらしく、宿を取った浅草で初めて入店。24時間営業なので長居をしてしまい、回転寿しなのに会計は2人で2万4000円だったそうです。回っていない店でも十分楽しめる値段。
屋台を冷やかしていたら、肝心の鳥越本社神輿の宮入りが終わっていました。祭りのクライマックスだったのに。でも露店めぐりも鳥越祭の醍醐味なので満足でした。