【番外20】沖縄県那覇市 梅雨明けの世界遺産、そして海
前回の滞在から2カ月半、再び出張で那覇を訪れました。仕事を終えた最終日は、前日までのぐずついた天気とはうってかわってピーカン。南国の太陽を間近に感じながら、世界遺産の識名園と、市内のビーチで早めの夏を味わってきました。
今回は、キャノンのEOS 5D Mark IIIを借りて撮影しました。初めてのフルサイズ、その画像の鮮明さに驚愕しました。
琉球王国の別邸だった識名園は、17世紀後半に造成されました。第2次大戦前に国の名勝に指定されましたが、沖縄戦で壊滅。1975年から再整備が始まり、2000年にユネスコの世界遺産に登録されました。沖縄らしく、日本と中国、琉球文化を寄せ集めた様式の庭園です。
正門です。国王一族や、中国の冊封使がこの門をくぐったそうですが、今は使われていないようです。
王族が寝泊まりし、客人を迎えた御殿(ウドゥン)。琉球独特のオレンジ色の瓦屋根です。
見晴らし台からの眺め。どこにも海が見えません。わざとそうした場所に展望台を造り、中国大陸から来た冊封使に、琉球が大きな国であることを見せつけようとしたそうです。
橋の上にトンボがいました。
セミも。鳴き声全開。アブラゼミに見えますが、鳴き声は少し違いました。
那覇中心部から識名園まではクルマで行くしかありません。路線バスを利用しました。ゆいレールでアクセスできるところばかり行きがちなので、那覇市民の足とも言えるバスに乗ったの貴重な体験でした。
那覇の中心部から最も近い「波の上ビーチ」に来ました。ゆいレールお県庁前駅から徒歩20分強。汗をびっしょりかきましたが、その甲斐ありました。白い砂、打ち寄せる波、沖縄の夏の海を見ることができました。
暑さに少しやられました。ビーチの前にあったカフェでアイスコーヒーをいっき飲みです。
※Canon EOS 5D Mark IIIで撮影
前回の滞在記です。