【169】千代田区 皇居東御苑で秋をさがす
もう10月も半ばですが、暖かい日が続きます。江戸城の跡地に整備された広大な皇居東御苑の中も、葉が色づくにはまだ早いようでした。それでも復元された徳川時代の庭、昭和天皇の発案で再現された武蔵野の森、天守閣跡などをめぐりながら、秋の気配を感じてきました。
武蔵の森は、本当に東京西部の自然の中を歩いているような気分になります。木々は全般的にまだ青いですが、見下ろすと枯葉と木の実が落ちていました。
秋の七草のうち、「おみなえし」だけがまだ咲いていました。
改めて写真を見ると、外国人ばかりですね。この東御苑を訪れた観光客は、日本に対して良い印象を持つと思います。
天守閣跡から見た本丸跡。案内板を見ると、大奥は芝生の手前側あたりにあったと思われます。
二の丸。徳川時代の回遊式庭園が再現されています。ここも外国人観光客が多かったです。みなさん思い思いに写真を撮っていました。
今上天皇の発案で掛け合わされて誕生したヒレナガニシキゴイ。インドシアのヒレナガゴイと日本の錦鯉のハーフです。巨大なベタっぽい。
竹橋側からの入り口、平川門です。江戸城の鬼門の方角に位置し、ゴミなどの不浄物はこの門から運び出されていたそうです。東御苑の正門は、反対側にある大手門です。
※Nikon D800で撮影