【177】港区元赤坂 迎賓館前のユリノキ並木
ネオバロック様式の宮殿と、正門へと続く道に並ぶユリノキの組み合わせ、迎賓館赤坂離宮前の風景は日本のものとは思えません。特に木々が色づいたこの季節の美しさにはため息が出ます。
四谷の交差点を南に歩いていくと、前方にゴージャスかつ気品漂う建築物が見えてきます。1909年に東宮御所として建てられ、今は外国要人を迎えるために使われている迎賓館です。正門に続く道は石畳のように整備されており、黄葉が彩りを添えてフランスやスペインの宮殿のようです。
今は一般公開もされていますが、予約が必要です。私も何度か中に入ったことがあります。建物内は広くて大理石造りで寒々しい、という印象が残っています。
冬至が近く、日が落ちるのが早くなりましたね。午後4時を過ぎれば都内はもうこんな感じです。
迎賓館から赤坂見附方面へ、紀尾井町のホテルニューオータニを左手に見ながら歩きました。
※Ricoh GRで撮影