【178】中央区銀座 さよならソニービル
東芝ビルに続き、数寄屋橋交差点のシンボルだったソニービルが姿を消します。来年2月まで、ソニーの過去を振り返るイベントが行われています。SONYのロゴにワクワクを感じて育った私は、あれも使った、これも使ったと、涙が出そうになりました。
ソニービルがオープンしたのは1966年。今年でちょうど50年を迎えました。来年4月から取り壊しが始まり、2018年夏から2020年までは各種イベントを行うスペースとして活用、2022年に新生ソニービルが完成する予定です。
1960年代に発売された初期のカセットテープ。なんだか懐かしいデザイン。
日本初のトランジスタラジオ「TR55」。後発電機メーカーのソニーが飛躍するきっかけになった商品です。
世界中の短波ラジオを拾う「スカイセンサーICF5800」。私はこの製品を知りませんでしたが、ソニーの平井一夫・現社長が夢中になっていたそうです。
そしてウォークマン。ライフスタイルを変えた夢のある商品でした。
このウォークマン、使っていました。ヘッド部分をスライドさせ、引き出してからカセットテープを入れます。薄くて小さくて、お気に入りでした。今のウォークマンはテープを使わないので一段と小型化されています。今も私はウォークマンを使っています。
トリニトロンテレビの中身です。
ベータマックスのこのビデオテープも懐かしい。たしか3000円以上しました。やっと買ってもらった1本を、何度も何度も重ね撮りして使いました。
松田聖子さんがテレビCMに出ていたMSX機「HiTBiT」。ブラックを使っていました。8ビットのパソコン入門機で、ゲームカセットを差し込むスロットが2つ付いていました。
踊るエンターテインメントロボット、そして犬型ロボットの「AIBO」。
この小さい「サイバーショット」、サッカーの日韓W杯直後のソウル出張に持って行ったのを覚えています。
ソニービル1階にある日本発のイギリスパブ「カーディナル」も一時休業です。
※Sony RX100で撮影