【189】葛飾区柴又 江戸川土手の寂寥感
唯一晴れた3連休の初日、冬の寂寥感を味わいに江戸川の土手を訪れました。枯れた芝生に冬独特の柔らかい陽が当たり、広大な河川敷には凧揚げをする子供たちの声が響いていました。矢切の渡しを写真に収め、山本亭に立ち寄り、帝釈天で草団子を買って帰りました。
河川敷から見上げた土手。斜めから差し込む冬の陽が心地よく、ずっとここに座って川を眺めていたくなりました。
風のない穏やかな日で、江戸川の水面が鏡のようでした。
柴又と千葉県松戸市を結ぶ矢切の渡し。この日は乗船しませんでしたが、これまでに2回利用したことがあります。松戸側に渡るとごく小さな売店があって、そこで帰りの乗船時間まで待った記憶があります。
広い場所に響く声、なぜだかそれを聞きたくなって河川敷まで来てみました。高校時代、冬に多摩川の土手で部活の練習をしたのを思い出します。
カメラ部品メーカー創業者の自宅として大正末期に建てられた「山本亭」。中で甘味を食べられるのですが、席についてから注文した品が運ばれてくるまで30分かかると言われ、写真を撮るだけにしました。
帝釈天の参道は初詣客であふれていました。
「男はつらいよ」シリーズで4作目まで 寅さんの実家として撮影に使われた「とらや」の草団子をお土産に買いました。一瞬にして蒸発。
※Nikon D800で撮影