【196】葛飾区立石 深すぎる京成の下町
京成線立石駅。成田空港へ行くときの通過駅のひとつ、生涯降りることはないだろうと思っていましたが、足を踏み入れてびっくりしました。駅の北も南が商店街が活気で溢れ、晩のおかずを買い求める人、縄のれんで一杯引っ掛けていく人でいっぱいでした。北口の商店街の奥には、怪しげな飲屋街も…。
駅前の踏切を挟み、北側にも、南側にも大きな商店街がありました。写真は北側から南側の商店街を撮影。
北側の商店街を横道へ入ると、「呑んべえ横丁」というモノクロ写真が似合いそうな渋い飲屋街がありました。休日の遅い午後、ほとんどの店は閉まっていましたが、営業しているスナックから大音量のカラオケが薄暗い路地に鳴り響いていました。
南側の商店街へ。こちらはおかずを売る店が多い様子。
チェーンのたこ焼き屋が幅を利かす中、独立系の店が頑張っていました。
いぶし銀のような喫茶店。
赤いガチャガチャはあまり見かけなくなりました。最近は白い。
商店街を離れ、奥戸街道を東へ歩いていると、長屋ではないのに3兄弟のような建物が並んでいました。なんだか北欧風。
街の東には中川が流れていました。少しぶらぶらしただけでも、立石の奥深さに引き込まれました。いずれ隣駅の青砥や四つ木も歩いてみたいと思います。