【233】台東区浅草 再訪・待乳山の大根寺
3年前の6月に参拝したときは雨だった待乳山(まつちやま)聖天を再訪しました。都内で最も低い山に立つ、都内屈指のパワースポット。見事に雲ひとつない青空が広がり、黄色いイチョウが輝いていました。
推古3年(西暦595年)に突如地面が隆起して山ができたという、にわかに信じがたい言い伝えがこの寺院の始まりです。さらに金の龍が天から降りてきて、この山を護るようになったそうです。金龍山浅草寺一山の1つです。
出世観音。室町時代に作られたとみられる頭部が昭和に入って出土、新たに身体を作って修復したそうです。
体を清め、健康にする大根を供えるのが習わしです。1本250円で売っています。境内のあちこに大根、さらに財の象徴である巾着のレリーフがあります。
境内の西側からスカイツリーがよくみえます。標高10メートルとはいえここは山、下の駐車場と境内はゴンドラリフトでつながっています。
都内の秋は最終盤、冬に足を踏み入れつつあります。
※Sony α6300で撮影