【245】墨田区東向島 スカイツリーが見える「新梅屋敷」
季節ごとに趣を変える向島百花園、梅の名所でもあります。開園した江戸時代には、360本もの梅の木が植えられ、亀戸の「梅屋敷」に対して「新梅屋敷」と呼ばれていたそうです。白梅、紅梅だけでなく、黄色い蝋梅がとても良い香りを放っていました。
梅と東京スカイツリーをうまくフレームに収める撮影スポットがなかなか見つからず、苦労しました。
3月8日まで梅まつりが開催されています。初代園主・佐原鞠塢の出身地、仙台からやってきた「すずめ踊り」が披露されていました。
蝋梅です。どの梅の木よりも良い香りを漂わせていました。
向島百花園は、1800年代初めに開園した民営の植物園です。中国や日本の古典で詠まれている植物を集めたそうです。1939年に東京市に寄贈され、公営の植物園となりました。今は国の史跡に指定されています。
園外の駐輪場にも綺麗に咲いていました。
名称不詳。地面を割って顔を出す生命の力強さと、春の到来を感じました。
※Nikon D800で撮影