【253】文京区後楽 こんなところにモネの「睡蓮」
江戸初期に水戸徳川家の上屋敷内に造られた広大な回遊式庭園です。菖蒲を撮ろうと足を運びましたが、外国人が蓮池のほとりで一生懸命に撮影をしている様子を見て気づきました。モネの「睡蓮」の風景!と。
蓮池の向こうに橋。橋の形がかなり違うし、モネの絵のほうが奥の木々がもっとモシャモシャしていますが、なんとなく似てるような。もしかすると、外国人向けのガイドブックに撮影ポイントとして載っているのかもしれません。
園内にはいくつか池がありますが、睡蓮の花が咲いているのは内庭の池です。
本来の目的だった花菖蒲。
すばらしい咲きぶりでしたが、一本だけ設けられた狭い木道の上を進まなくてはならず、じっくり撮影するのは難しい感じでした。
カメラ目線、いただきました。
ビルに囲まれているのが残念。隣接する東京ドームシティのスピーカーから流れてくる歌も残念。江戸時代は鳥やカエル、虫の声しか聞こえなかったのではないでしょうか。
※Sony α6300で撮影