【274】墨田区文花 かつての梅屋敷「香梅園」
東武亀戸線というローカルな電車に揺られ、降りたのは小村井駅。めぼしい商店が見当たらない閑散とした通りを5分ほど歩き、小村井香取神社を訪れました。この周辺には江戸時代、梅屋敷とも呼ばれた「小村井梅園」があったそうです。しかし明治時代に洪水で流され、今は神社の境内に「香梅園」として再現され、120本ほどの梅の木が植えられた小さな庭となっています。
訪れたのは2月17日。小村井香取神社ではこの日から梅まつりが始まりました。琴の演奏会が開かれたり、抹茶席が設けられたり、境内はなかなかの盛り上がり。香梅園の梅をたくさん撮影してやろうと気分も盛り上がります。
庭に入る前から梅がお出迎え。
が、ほとんど咲いていないというオチでした。1分咲き以上、2分咲き未満といったところでしょうか。
燃え上がった気持ちはなかなか収まらず、香取神社を後にし、徒歩で亀戸天神へ向かうことにしました。その話は次回。
※Sony α6300で撮影