【283】千代田区外神田 令和初の神田祭り
令和になって初の神田祭。およそ200基の神輿それぞれに新天皇即位を記念した装飾が施されていました。しかし、もともとは朝廷ではなく徳川幕府のお祭りで、祭礼が江戸城内に入っていたことから、天下祭りと呼ばれるようになったそうです。
氏子町会の神輿が続々と神田明神へ。その数およそ200基。大手町や日本橋といった明神様から通い氏子もいるため、宮入り早朝から夕方まで続きます。
御囃子の音とリズムが担ぎ手を盛り上げます。
神田明神の境内に入りました。多くのギャラリーに見守られ、盛り上がりは最高潮に達します。
伝統文化にも着実にダイバシティーの波が押し寄せています。各町会とも人口が減り、かつての男性偏重では成り立たなくなりつつあります。
秋葉原の中央通りの歩行者天国に、外神田連合に所属する12町会の神輿が集合しました。
神輿終了後、神田明神の屋台でじゃがバターとビールを買って喉を潤しました。
祭りが終わると、街全体が寂寥感に包まれます。神田祭は2年に1回、次は2021年5月です。
※Sony RX100で撮影