【4】台東区浅草 伝法院通り
あいにくの空模様でしたが、早朝に浅草へ行く用事があったので、伝法院通りを少しだけ歩きました。いつもは観光客や耳に赤鉛筆をはさんだ人で賑わう浅草寺周辺ですが、人影がまばらです。シャッターが降りていると、いつもとは違う趣です。
伝法院通りは、浅草寺の本坊と浅草公会堂に挟まれた200メートルほどの商店街です。以前は不揃いのビルが立ち並んでいましたが、2005年に筑波エクスプレスが開通したのを機に、江戸時代を彷彿させる町並みにリニューアルしました。
祭用品がひととおり揃いますが、主に観光客を相手にしているのでやや値段が高めです。半纏の帯にぶら下げる小物袋を買ったことがあります。
昼時、夕食時は行列ができる老舗の天ぷら屋です。巨大なエビが載った天丼が特に有名です。つゆは江戸っ子好みの濃いめ、個人的にも大好きです。暑い夏の夜にふらっと立ち寄り、漬け物を肴に冷えたビールを1杯、そして天丼を食べるのがたまりません。
空を見上げるとネズミ小僧がいます。消費増税で可処分所得の減少が予想されるなか、ぜひ活躍してもらいたいです。
浅草寺のほうから見た伝法院通りです。この先には浅草六区があります。
浅草は芸能の街でもあります。浅草公会堂の前には、ハリウッドのチャイニーズシアターのようにスターの手形が並んでいます。これはビートたけしさんの手形です。
※1枚目はSony NEX-6、そのほかはFuji X20で撮影