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京成線立石駅。成田空港へ行くときの通過駅のひとつ、生涯降りることはないだろうと思っていましたが、足を踏み入れてびっくりしました。駅の北も南が商店街が活気で溢れ、晩のおかずを買い求める人、縄のれんで一杯引っ掛けていく人でいっぱいでした。北口…
路面電車のような2両編成の世田谷線に揺られ、「ボロ市」に来ました。なんでも売っているごった煮状態。掘り出し物がありそうで、全国からヒトが集まるそうです。あまりの激混みぶりに、大人同士がはぐれて迷子の呼び出しをしていました。 開催日は12月1…
ここに戦没者霊苑があることを今まで知りませんでした。満州事変から第2次大戦終結まで、東京にゆかりのある戦没者およそ16万人が慰霊されています。終戦の日前日の日曜日に訪れましたが、人はほとんど見当たらず、鳴り響くセミの声が静寂をいっそう際立…
引き続き鳥越祭ネタです。秋葉原で生まれ育ち、神田祭に慣れ親しんだ私が15年くらい前に浅草橋へ引っ越してきて驚いたのは、鳥越祭の屋台の多さです。鳥越神社を囲む狭い道に、おそらく300近い露店がずらり並びます。三社祭や神田祭よりも充実している…
ひと足早く紫陽花を撮ろうと、前日からネットで都内の名所を物色していました。自転車で無理なく行けそうな近場、向島百花園に決定。しかし、実際に足を運んでみると、かなりフライングでした。ほどほどに撮影し、言問団子の店で休憩しようと行ってみると、…
東京の下町がいよいよ本格的な祭りシーズンに突入しました。神田祭と下谷神社大祭がその号砲ですが、今年は神田が裏のため、下谷がトップバッターとなります。1000年以上の歴史を持つ由緒ある祭、神社の周りに所狭しと並ぶ露店を冷やかすだけでも楽しめ…
久しぶりの更新になってしまいました。 10日ちょっと前の写真ですが、湯島天神の梅まつり初日の様子です。まだ満開とは言えず、人も多くありませんでした。今頃はきっとほころんでいると思います。昨年は境内に林家ペー、パー子が来ていましたが、今年は日…
まったく土地勘のない荻窪駅に降り立ち、改札を出たところにあった地図を凝視すると、「読書の森」という面白そうな公園を見つけました。さらにその先には「角川庭園」なるものが。「セーラー服と機関銃」の角川と何か関係あるのか? ということで巡ってきま…
12月は銀座を歩きたくなります。たくさんのクリスマスカードが棚に並ぶ伊東屋で温かい気持ちになり、ティファニーのウィンドウを覗いてため息をつき、光に包まれた京橋のオフィスビル「東京スクエアガーデン」まで歩きました。 宇宙というか、未来というか…
今年の秋は、都内の紅葉が少し遅い気がします。あまり気温が下がらないからでしょうか、朝目覚めて布団から出るときも、冷気を感じることがありません。何とか秋らしさを探そうと、大川を渡って隅田公園へ行きました。 メグ・ライアン主演の映画「恋人たちの…
等々力渓谷を歩いていたら、「野毛大塚古墳」という看板が立っているのを見つけました。ネットで調べると、世田谷区には多摩川に沿って古墳群があることを知りました。渓谷から一直線に伸びる階段を登り、住宅街を抜けると、たしかに立派な前方後円墳があり…
浅草橋の自宅から電車でたかだか40分ほどでしたが、東急大井町線等々力駅の改札を出た瞬間、遠くまで来たなあと感じました。駅の真横に踏切が、駅前に都市銀行ではなく信用金庫がある風景のせいかもしれません。あるいは、すぐそばの渓谷の森から流れてく…
居並ぶ大邸宅の中でもひときわ目を引く洋館が、目白の高級住宅街にドーンと立っています。鳩山一郎元首相が暮らした「音羽御殿」です。関東大震災の翌年の1924年に完成、現在は「鳩山会館」として一般公開されています。多くの政界関係者が訪れ、ソ連と…
甲府駅から徒歩5分、一見するとバブリーな結婚式場のような敷地のこの地下に、広大なワイン貯蔵庫があるとは想像できません。大正時代に創業したワイナリーのサドヤは、昭和に入って岩が転がる荒地を開墾、自社畑で育てたブドウからワインを醸造するように…
隅田川といえば春、滝廉太郎の歌にもなっています。しかし、今の時期も「秋の桜」が咲いて散策に絶好の季節です。清洲橋付近の遊歩道には花壇があり、近くの住民が植えた秋桜(コスモス)が毎年見事に開花します。 花壇には毎年、キバナコスモスが植えられて…
麻布。いい響きです。上品で洗練された街というイメージが頭に浮かびます。しかし、東京メトロの広尾駅から10分ちょっと歩くと、都会のど真ん中らしからぬ豊かな水を湛えた釣り堀「衆楽園」が現れます。そよそよと吹く風に当たりながら釣り糸を垂れていた…
江戸川を挟み、会場が江戸川区側と市川市側に分かれています。いちど江戸川区側で見てみたいと思いつつ、勝手が分からず場所取りを失敗したくなかったので、例年どおり市川側の河原に陣取りました。ビールを飲み、唐揚げを頬張りながら、1万4000発を堪…
今年も鳥越祭の時期が到来しました。朝から鳥越・蔵前・浅草橋エリアを神輿が練り歩きますが、この祭の醍醐味はやはり夜。濃い群青色の空と、ゆらゆらと揺れる提灯のコントラストは幻想的です。 鳥越神社の宮入参拝を終え、蔵前橋通りに出てきた西三筋町会の…
隣接する公園と合わせ、およそ3000株のあじさいが植えられているそうです。花が咲く前の青々とした状態を撮影しようと出かけたら、予想以上に開花していました。 創建は940年ごろと伝えられる古い社です。大通りから奥まった住宅街に建ち、しっとりと…
池上通り沿いのゴチャゴチャした商店街から丘を登ると、山王の高級住宅街が広がっています。そこには、かつて徳富蘇峰や尾崎士郎、高見順といった文筆家が多く居を構えていました。馬込エリアにも広がる文士村は途方もなく広大なうえ、坂が多く、とても歩い…
日本で3番目に大きいとされる大仏が、人知れず板橋区に鎮座しています。最寄の東武東上線下赤塚駅から徒歩20分、便利とは言えない場所にあり、都内らしからぬゆったりとした時間が流れています。 高さ約13メートル、奈良、鎌倉に次ぐ大きさだそうです。…
自転車で田端の文士村へ向かおうとしたところ、不忍通りを北上中に「文京つつじまつり」の幟が出ているのを発見。予定を変更し、つつじで有名な根津神社へ行くことにしました。つつじも華やかでしたが、さらに目を引いたのは境内に建つ庚申塔。かつて各地の…
忙しさにかまけて更新をだいぶサボっていました。気がづけば47日ぶりの投稿です。 戦没者墓苑と靖国神社があるため、夏のイメージが強い九段ですが、都内屈指の桜の名所でもあります。九段会館、武道館、千鳥ヶ淵など、桜と組み合わせて撮影すると絵になり…
そろそろ見頃か、と意気込んで行ったらフライング、ほとんどの梅の樹がまだ蕾でした。それでもせっかく足を運んだので、何とか写真に収めて形だけ見繕ってきました。文京区と何の関係があるのか分かりませんが、節分のこの日、林家ペー、パー子さんが境内で…
高いところに登ってみたくなったので、文京区がバブル期に計画し、崩壊後の1999年に竣工した区役所の展望台へ行ってきました。高さはスカイツリーと比ぶべくもありませんが、こちらはタダ。しかも並ばずに入れるので、気軽に足を運べます。 全27フロア…
寺社が初詣で賑わうこの時期、神や仏が祀られているわけではない湯島聖堂はどんなことになっているのだろう、そう思って1月4日に行ってみました。元旦から4日までは正月特別参観ということで、いつもは週末と祝日しか扉が開いていない大成殿が公開されて…
「こんにゃく」と「閻魔大王」、いったい何の関係があるのか、地図を眺めていたら何とも不思議な名前の寺が目に留まりました。実際に行ってみると、こじんまりとした寺ながら、閻魔様をはじめ見どころ満載。とくに、サイパンの戦火をくぐり抜けて太平洋を往…
私の恒例行事、大晦日はアメ横へ。特に正月用の買い出しをするわけではないのですが、あの人混みに揉まれないと一年を終えることができません。でも心なしか、今年は例年より空いている気が。みなさま、来年もよろしくお願いします。 左のアメ横通りは激混み…
「東大なら歩いて通えるわねえ」。子供のころ、親から何度こう言われたことか。確かに実家のあった秋葉原からは早足で20分くらい、でも実際には遥か彼方にある大学でした…。 東大の広大なキャンパスの大部分は、加賀藩前田家の上屋敷だったそうです。この…
都営地下鉄各駅に置いてある広報誌「ふれあいの窓 12月号」の表紙を見て、仲見世を見下ろすこのカットはどこから撮ったのだろう、と考えました。雷門前にある高い場所…きっと浅草文化観光センターに違いない、そう思って登ってみたら正解でした。8階展望…