【291】文京区本駒込 大名庭園の六義園へ
六義園には何度も紅葉の写真を撮りに来ていますが、このブログに載せるのは初めてかもしれません。徳川五代将軍・綱吉から側用人(そばようにん)として重用された、柳沢吉保の下屋敷と庭園です。訪れたのは2週間前の11月下旬、例年なら見ごろを迎える紅葉ですが、今年は暖かいためか、まだ初期段階でした。世情を反映し、前日までにネットで予約をしないと入園できません。
見どころの多い広大な回遊式庭園の中でも、ここが一番美しいと思っています。渡月橋という名の石の橋がかかっています。もう少し葉が色づいているとよかった。
池の水面に映る紅葉の上を、カモが悠々と。
「心泉亭」という集会所の前に枯れ葉が積もり、荒涼とした雰囲気に。でも木を見上げると、まだ緑色の葉が残っています。
幹の力強さが出るよう、広角レンズで煽り気味に。
六義園は明治維新後、三菱創業家の岩崎家が所有していたそうです。昭和に入って東京市が、現在は都が管理をしています。
※Sony α6500で撮影