2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧
近場でまだコスモスが咲いている場所を探し、京浜急行の立会川駅で下車、勝島運河へ向かいました。見頃は過ぎ、微妙にちらほら。大森沖のこのあたり、江戸時代は海苔が取れたそうですが、「浅草海苔」という名前で流通していたとか。産地偽装か。坂本龍馬ゆ…
陽がやや傾いた遅い午後、柔らかな陽射しを浴びた猫が薬師堂の縁側で佇んでいました。護国寺の伽藍は創建当時のものが多く、この薬師堂も元禄時代に建てられたものだそうです。文京区にあるとは思えない広い境内には、一言だけ願いを叶えてくれる「一言地蔵…
千代田区神田三崎町という住所だと思い込んでいましたが、ブログを書く段になって千代田区三崎町だったということに気づきました。1968年の住居表示再編で「神田」が消えていたんですね。その神田三崎町が2018年度、半世紀ぶりに復活します。神田の…
もう10月も半ばですが、暖かい日が続きます。江戸城の跡地に整備された広大な皇居東御苑の中も、葉が色づくにはまだ早いようでした。それでも復元された徳川時代の庭、昭和天皇の発案で再現された武蔵野の森、天守閣跡などをめぐりながら、秋の気配を感じ…
ひとりでボーッとしたい方、おすすめです。JR高円寺駅から徒歩5分、ビルの階段を3階まで上がると、ジョニー・デップの映画にでも出てきそうなファンタジー空間が広がっていました。植物、土、人形、水槽に囲まれ、童話の朗読が流れる静かな喫茶店「エセ…
江戸時代は武家屋敷、明治の終わりから大正にかけては見世物小屋や寄席、料理屋が立ち並ぶ東京の一大歓楽街だったそうです。旧町名の竹町や御徒町は、「台東区台東」という無味乾燥な住所に区画整理されていますが、古い木造住宅がひしめく味のある街です。 …