Shooting Tokyo

東京を撮り歩く

【41】千代田区九段 靖国神社

パーン、パーン。夏の夕暮れに響く破裂音は、「みたままつり」の開始を告げる花火。私が住んでいた秋葉原にまで聞こえ、小学生だった私はすぐに飛んで行きたくなって仕方ありませんでした。とても政治的な社ということがやがて分かってきましたが、靖国神社と聞いて今でも私が思い浮かべるのは、子供のころの楽しかった夜祭りです。

 

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他の神社ではなかなか見かけない光景です。

 

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子供のころから何度も行っている神社ですが、本殿の裏側に回れることを初めて知りました。九段という一等地にありながら、皇居に近いせいもあり、とても穏やかな時間が流れています。

 

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遊就館の前に展示されています、青銅150ポンド陸用加農(カノン)砲。幕末期の1849年に薩摩藩が鋳造し、天保山に据え付けられていたものだそうです。

 

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参道には帝国陸軍の創設者で、長州藩出身の兵学者、大村益次郎の銅像が立っています。7月中旬にみたままつりが始まると、この境内に見世物小屋やお化け屋敷が出ていました。最近はめっきり行かなくなりましたが、どうやら今も出ているようです。

 

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第二鳥居の左右に立つ大きな石灯籠の台座には、日清戦争から日中戦争までを描いたレリーフが埋め込まれています。

 

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参道の入り口に立つ第一鳥居。かなりの大きさです。世界的にニュースになる靖国神社は人気の観光スポットのようです。

 

Ricoh GRで撮影

 

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