【133】練馬区石神井台 湖畔の森を抜け都の西北へ
西武池袋線の高野台駅から石神井川に沿って石神井公園へ。大きな池のほとりに大邸宅が並ぶ風景は、ヨーロッパ風の建築物が湖畔に立つ栃木県那須のりんどう湖のような人工的な景色を彷彿させます。日本にはちょっと似つかわしくない、滑稽な感じがしました。はい、貧乏人のひがみです。公園から南下、都の西北・早稲田大学の付属高校まで歩きました。
石神井川はしっかりとした遊歩道が整備されています。周囲に陽の光を遮るものがなく、幸せな気分で散策ができました。
高野台駅から徒歩20分くらいでしょうか、石神井公園に着きました。石神井公園駅からなら10分もかからないと思います。園内には人工的に作られた石神井池と、湧水からできた三宝池があります。上の写真は石神井池、「つり禁止」と書かれていましたが、ばんばん釣っていました。
池に沿って、こんな感じの邸宅がずらり並んでいます。大企業の創業家社長なんかが多いようです。
こちらは三宝池。なんだか都内とは思えない風景です。この池には、天然記念物の水生植物群があります。
三宝池は昔から貴重な水源だったようで、室町時代まで武蔵野を治めていた豊島氏はここに城を築いていました。石神井城の跡は今も残っていますが、素人の私にはどれが遺跡なのかよく分かりませんでした。
公園の南側には、石神井一帯の総鎮守・氷川神社があります。境内も立派でしたが、参道もだいぶ立派でした。
さらに南下していくと、西武新宿線の上石神井駅にたどりつきます。途中、早稲田大学高等学院があったので立ち寄ってみました。校門を入ったところに、お約束の大隈重信像が立っていました。
※Nikon D7100で撮影