【１５６】台東区上野公園 蓮香る池之端
不忍池は戦時中の一時期、食糧不足に対応するため水田として利用されていたことがあるそうです。戦後、さまざな活用案が検討されたものの、けっきょく江戸時代以来の蓮の名所として復活しました。花が開く早朝に訪れると、わたしのようなカメラ小僧がわんさかいます。
弁天堂をバックに生い茂る蓮、わたしの原風景かもしれません。小学校時代、夏になるとザリガニを捕まえに毎週末朝に訪れていました。いまも蓮の香りをかぐと、池まで父親と自転車をこいだ子供のころを思い出します。
蜂をよく見かけました。蓮の花のハチミツってあるのでしょうか。蓮華はありますね、同じものですか
老若男女を問わず、たくさんの人が写真を撮りにきていました。この日はウィークデーでしたが、出勤前とおぼしきサラリーマンも一眼レフと三脚を持ってうろうろしていました。
朝７時半の弁天堂参道、公園内は通勤ルートにもなっているようです。さわやかに出勤できそうです。
池の上を渡る風が、濃い緑色の葉を揺らしていました。夏ですね。
