【191】荒川区荒川3丁目 三河島の小さなコリアンタウン
JR常磐線の三河島駅周辺には、朝鮮半島出身者の古いコミュニティがあります。とくに済州島から渡ってきた人たちが多いそうです。おそらくここもヘイトスピーチの標的にされたことがあったのだと思います、写真を撮り歩いていたら怪しい奴と見られ、中年の女性から注意を受けました。神経を尖らせているようでした。
駅前を走る尾竹橋通りから少し入ると、ハングルの看板が目につくようになりました。都内屈指のコリアンタウンの新大久保や東上野に比べると、規模はだいぶ小さいです。荒川区内には約6500人の在日朝鮮・韓国人が暮らしているそうです。
いろいろな種類のインスタントラーメン。日本のものに比べると値段が高めな気が。輸入しているからでしょうか。
細い路地の左右に並ぶ住宅の玄関には、朝鮮名だけの表札、日本名と朝鮮名を併記した表札が掲げられていました。
教会がいくつかありました。韓国は人口の約3割がキリスト教だそうです。カトリック三河島教会です。
仏教の寺もありました。常磐線の線路を挟んで南側、住所は東日暮里です。
こちらも東日暮里、東京朝鮮第一初中級学校。
再び線路の北側の荒川3丁目へ。ここで自転車に乗った中年の女性に、「何の写真を撮っているのか」と話しかけられました。以前に「変なグループ」が出没し、迷惑行為を働いたようでした。詳しくはわかりませんでしたが、おそらくヘイトスピーチだと思います。今は警察が目を光らせ、防犯カメラも取り付けたそうです。
今回の記事は、大東文化大学の以下のページを参考にしました。
※Ricoh GRで撮影