Shooting Tokyo

東京を撮り歩く

【番外37】 鹿児島県奄美市 本土と琉球に挟まれた島

奄美大島を訪れるのは3度目です。鹿児島県に属していますが、本土とは文化圏が違うように思います。どちらかというと、すぐ隣の沖縄寄りですが、食べ物や建物はそれほど似ているようには思えません。本土と琉球に挟まれた、独特の香りを放つ島です。

 

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 訪れたのは8月下旬の1週間。あいにく台風19号が直撃しましたが、過ぎてしまえばそこは島の天気、ころころ変わり、晴れ間もありました。太陽が出ると海が一気に輝きます。写真は倉崎海岸というビーチからの眺めです。

 

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奄美大島に渡った西郷隆盛が暮らした家。西郷さんはこの島で2度引っ越しており、龍郷町のこの家は3つ目の自宅だそうです。住宅は明治期に建て替えられましたが、塀は当時のままだそうです。見学には予約が必要で、今回は残念ながら中に入れませんでした。家の場所が分からずうろうろしていたら、女子高生らしき子が連れて行ってくれました。

 

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関東地方で生まれ育ち、奄美に移住して生涯を終えた日本画家、田中一村の美術館。売るための絵ではなく、自分が描きたい絵を描くことを貫いた信念の画家です。二度目の奄美訪問時に彼の絵を見て一目惚れ、今回ようやく美術館に来ることができました。

 

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大浜海浜公園、おそらく奄美でいちばんメジャーな浜です。人がたくさん来るビーチにもかかわらず、砂浜も海もとても綺麗です。

 

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大浜海浜公園内にある海洋展示館。規模は小さな水族館ですが、奄美に行ったら絶対に訪れたほうがいいです。ウミガメがたくさんいます。餌のキャベツをあげようとすると寄ってきます。さわることもできます。

 

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奄美最大の街、名瀬の夕方。この島は、カトリック教会の美しい建物をあちこちで見かけます。

 

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日が落ち、名瀬の居酒屋で食事。過去の奄美訪問時にも利用した「鳥しん」。鶏はもちろん、すべての料理が美味しく、今回の滞在中も2日連続で来てしまいました。

 

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鳥しんの名物のひとつ、パパイヤ丼。

 

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島南部の古仁屋の港。ここからレンタカーとともにフェリーに乗り、加計呂麻島へ。

 

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加計呂麻島北西部の実久という集落にある、サンゴの砂でできた白い浜。ほとんど人がいませんでした。老女がきりもりする、カレーや即席麺、おにぎりなどを売るお店はあったので、食事には困りませんでした。

 

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浜に沿って平行に走る道路。虫の声と波の音しか聞こえません。草むらに足を踏み入れると、たくさんのバッタが勢いよく飛んでいきました。プレステの「僕のなつやすみ」を実体験しているようでした。

 

Sony RX100で撮影

 

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