【225】中央区佃 秋色に染まる隅田川
都心では木々が徐々に色づき始め、早めに紅葉する桜はもう見頃です。春に薄ピンクの桜の花で覆われる佃島は、秋になると桜の葉で赤や黄に染まります。
石川島公園。江戸時代は人足寄せ場、その後は造船所、今はタワーマンションが建っています。並木の向こうに見える吊り橋は、隅田川で2番目に新しい中央大橋。橋の中央に立つ像は、セーヌ川が流れるパリから送られたものだそうです。
タワーマンションの周りには遊歩道や広場、公園が整備されています。都心でもここで飼われている犬は幸せでしょうね。
隣接する佃公園へ。天気が良く、きらきらと光る川面をバックに桜の葉が透き通っていました。
秋は光に溢れる季節です。まだ午後2時頃だというのに、なんだか夕方の雰囲気。
東京東部を縦断する隅田川の両側には遊歩道が整備されていますが、その整備レベルは区によって異なるように思います。中央区は税収が多いからなのか、かなりリッチな感じです。
隅田川から引き込まれている佃堀に来ると、江戸時代の漁港の雰囲気が残っています。ハゼがよく釣れるようで、釣り糸を垂らしている人の横に置いてあったバケツには、たくさんの魚が入っていました。
中央大橋を渡り、中央区新川の岸から眺めた隅田川。たくさんの船が行き交っていました。
※Nikon D800で撮影