【番外15】神奈川県相模湾沖 海上自衛隊 観艦式
自衛隊の艦艇36隻と航空機37機、さらに米・韓・豪・印・仏の艦船が一堂に会す光景は圧巻でした。護衛艦「むらさめ」に乗って横須賀から約2時間、相模湾で行われた観艦式を見てきました。日差しが降り注ぐ中、沖合は風が気持ち良く、帰りはデッキの床で爆睡してしまいました。
観閲官の首相や、式の執行者の自衛艦隊司令官が乗った護衛艦「あたご」。私が乗った先導艦「むらさめ」の後ろを航行していました。赤外線ミサイルを撹乱するIRデコイをミサイル艇が発射、その煙幕からようやく出てきた瞬間です。
会場となった相模湾沖へ向かう途中、首相を乗せて官邸を離陸したヘリコプターが「あたご」に着艦。
観閲艦「あたご」の後ろを随伴艦の「うらが」、「てんりゅう」、「しらゆき」が続きます。国会議員や公募で当選した一般の観覧者、各国の軍関係者などが乗船しています。
正式参加はしていませんが、今年10月に横須賀基地に配備された米海軍第7艦隊の原子力空母「ロナルド・レーガン」も現れました。艦載機が満載です。
浮上航行する自衛隊の潜水艦。これは最新の「そうりゅう」型だったと思います。一世代前の「おやしお」型も参加していました。
海自最大の護衛艦「いずも」の艦尾です。空母のような広い甲板を備え、9機のヘリコプターを作戦に投入できます。
3年に1度の観艦式、今回は13年ぶりに韓国も艦艇を派遣しました。
赤外線ミサイルを撹乱するIRフレアを射出した最新型の対潜哨戒機「P1」。
主力の対潜哨戒機「P3ーC」が対潜爆弾を投下。水中から腹に響く音が聞こえてきました。
輸送艦から兵士や装甲車などを上陸させるためのLCAC(エルキャック」。ホバークラフトです。
何かと物議を醸す米軍の垂直離着陸型輸送機「オスプレイ」も参加しました。
〆は航空自衛隊のブルーインパスル。ゲスト参加なのに、最後においしいところを持っていったような。
帰路。傾いてきた陽が海に反射していました。
※Nikon D7100で撮影
こちらは昨年の空自の観閲式。