【273】台東区上野公園 黄金色に輝く不忍池
毎年この時期になると、不忍池を見たくなります。黒い池に広がる枯れ果てたハスを見て、寒々とした冬の荒涼感を味わいたいのです。低い位置から斜めに差し込む太陽の光を受け、ハスは黄金色に輝いていましたが、どこか物寂しさが漂っていました。
北から飛んできたウミネコがたくさんいます。ハスの上を飛びながら、池の中の獲物を探したり、人間から与えられるエサを常に探しています。
パンらしき物をゲット。が、このあと落としてしまいます。
不忍池の名物「スズメおじさん」です。いつもベンチに座り、手からエサをあげています。物珍しく寄ってくる外国人観光客にも、「やってみなさい」とエサを分けています。
様々な鳥が入り混じり、バトルロワイヤル。
木の上にはサギがいました。悠然と周囲を見回し、ときおり体をボリボリと掻いていました。
午後3時すぎですが、太陽が低いため、すでに夕方の空気。
弁天堂の屋根飾り(名称がわかりません)も太陽のように輝いていました。
※Nikon D800で撮影