Shooting Tokyo

東京を撮り歩く

【228】港区白金台 畠山記念館で近代日本の草創期を想う

近代日本の成長を支えた3人の財界人の交流を、彼らが興じた茶の道具を通じて垣間見ることができました。荏原製作所の創業者が収集した美術品を所蔵する畠山記念館で今、3人の交友に焦点を当てた特別展が開かれています。館内は残念ながら撮影禁止でしたが、ところどころ葉が染まり始めた庭園を撮りました。

 

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荏原製作所を創立した畠山一清は趣味人で、数々の美術品を収集。昭和初期に白金に3000坪の土地を購入して私邸とし、1964年に敷地に美術館を建てて一般に公開しました。

 

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美術館では12月17日まで特別展を開催中。三井物産の設立に携わり、日経新聞の前身の中外物価新報を立ち上げた益田孝、王子製紙の参与だった横井半三郎、荏原製作所の畠山一清の3人の交友の様子を、茶道具を通じて分かる展示になっていました。展示室には障子を通して光が入り込み、美術品の美しさを際立たせていました。撮影できなかったのが残念でなりません。

 

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庭園は広く、和式の木造建築が点在しています。能舞台もあったそうです。

 

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歩くとサクサクと音がする落ち葉のじゅうたん。

 

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都内はイチョウの紅葉が終わりつつありますが、モミジはこれからが本番。だいぶ色が変わってきました。午後の日に照らされ、黄金色に輝いていました。

 

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畠山のコレクションには国宝もあります。しかし、特別展開催中の今は拝むことができませんでした。また来てみたいと思います。

 

f:id:konob301:20171112205111j:plainなぜだかわかりませんが、この階段と空に惹かれてシャターを押しました。このあたりは一軒一軒の家が大きいです。

 

Sony α6300で撮影

 

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