【32】江戸川区北葛西 行船公園・金魚祭り
実は1週間勘違いし、先週土曜に訪れたらやっていませんでした。今度こそというわけで、2週続けて行船(ぎょうせん)公園へ。7月19〜20日開催の金魚祭りを楽しんできました。今年で43回目。20種類以上の金魚が水槽や桶の中を泳ぎ回っていました。中学生以下は金魚すくいが無料です。
金魚といえば江戸川区。都内の小学生は社会科の授業で(たぶん今も)そう習います。土地が低く、沼や池が点在していたからでしょうか、明治時代から養殖が盛んでした。今は地価の上昇や都市化が進み、多くの業者が他県に移転しましたが、年に一度のこの祭りは「金魚のふるさと」と銘打ち、大勢の人でにぎわいます。
1匹1万2000円…。価値観の問題です、とうぜん買う人もいるのでしょう。
金色の出目金がいました。とぼけた顔です。名前は覚えていません。たしか2000円だったと思います。
金魚はこうして桶や水槽で展示され、販売されています。欲しい個体を自分で掬ってもいいし、お願いすれば店の人も掬ってくれます。水槽や水草、濾過器など飼育グッズもあります。
高校生以上は1回100円、中学生以下は無料で金魚すくいを楽しめます。2日間で2万匹が用意されているそうです。1回500円の高級金魚すくいもありますが、人気で両日とも午前11時半で受付け終了です。
金魚すくいの様子を撮影するには、報道機関はもちろん、個人も現地で登録が必要でした。行船公園はそれほど広くありませんが、小さな子供向けの遊具が充実している上、小動物とふれあえる自然動物園が併設され、なかなか楽しめます。東京メトロ東西線の西葛西駅から徒歩10分強です。
※Fuji X20で撮影