【210】渋谷区代々木 明治神宮御苑の花菖蒲
うっそうとした木々が茂る森の小道を抜けると、視界が開けて紫や白の菖蒲田が広がっていました。1893年(明治26年)、昭憲皇后のために植えられたのが始まりだそうです。御苑の入場料は維持管理費500円。園内には加藤清正が堀ったとされるエメラルドグリーン色をした井戸があり、今もこんこんと水が湧いていました。
菖蒲の向こうに、一緒に写真を撮れといわんばかりに都合よく東屋が。都心とは思えない。
明治天皇の意向で造られた「御釣台」。昭憲皇后はここで釣りをされたとか。
「御釣台」からは、南池に浮かぶ蓮の花がきれいに見えます。スッポン、鯉がわんさか。
数ある木の中から、なぜかこれに魅かれました。立派な幹と枝です。
清正の井戸。今も毎分60リットルの水が湧いています。江戸時代、ここには加藤家の下屋敷があったそうでう。
北参道。JR代々木駅や東京メトロ北参道駅からは明治神宮を訪れると、この参道を通って本殿まで行きます。
※Ricoh GRで撮影